【2025年】医療事務認定実務者のおすすめ市販テキストと勉強法!独学で合格するには?

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医療事務認定実務者に独学で合格したい!

でも、市販のテキストって何を使えばいいの…?

未経験者からでも挑戦しやすい医療事務認定実務者。

ただし、市販では専用のテキストや過去問がなく独学での対策はなかなか大変です。

そこでこの記事では、「医療事務認定実務者」に独学で合格するための市販のテキストや勉強方法を紹介します。

この記事はこんな人におすすめ/

  • 医療事務認定実務者を独学で目指している
  • どのようなテキストが必要か知りたい
  • 本当に必要な教材だけを知りたい

この記事でわかること/

医療事務認定実務者は独学でも合格できる?
→合格は目指せるが、市販で専用のテキストがないので対策は大変
独学におすすめの市販テキスト
→専用の市販テキストはないので代用できるテキストを紹介
合格に近づくためのおすすめの勉強法

目次

  医療事務認定実務者は独学でも合格できる?

結論、医療事務認定実務者は独学でも合格を目指せる資格

医療事務認定実務者は受験にあたって特別な条件はなく、テキストや問題集を使って自宅でコツコツ学ぶことで合格を目指すことが可能です。

医療事務の基礎から学べる内容なので、未経験者にもおすすめの資格!

医療事務認定実務者® について
  • 難易度 ★☆☆
  • 合格率 60〜80%
  • 学科、実技ともに全問マークシート(参考書持ち込み可)
  • 在宅受験OK
  • 医療事務の基礎を学べる
  • 履歴書に記載でき就職活動でアピールの材料にできる

ただし、市販で専用テキストがないので試験対策は大変

医療事務認定実務者は、市販での専用テキストや問題集・過去問がありません。

簿記などは専用の本があるから、効果的な対策ができるのに…!

市販で専用テキストや過去問がないので、他の医療事務資格の本で代用することになります。

そのため、「独学でも合格を目指すことはできるけど、試験対策は一筋縄ではいかない」というのが現状です。

医療事務認定実務者試験に完全対応した教材で学びたい場合は、通信講座がおすすめです。

それでも、独学でチャレンジしてみたい人に向けて、次からおすすめテキストや勉強法を紹介します。

医療事務認定実務者【独学で合格のための】おすすめテキスト

医療事務認定実務者の試験対策に特化した市販本はありませんが、他資格のテキストや実務本を組み合わせることで対応できます。

ここでは独学合格に必要なテキストを6つのカテゴリに分けてご紹介します。

カテゴリ内容ポイント
①過去問・予想問題集学科・実技の出題形式に慣れる他資格の過去問を代用
②診療報酬点数表診療報酬の算定に必要最新版を必ず使用
③レセプト作成実技試験対策レセプトの書き方を学ぶ
④医療関連法医療制度・法令対策法律知識をカバー
⑤保険請求の流れ実務の流れを理解医療事務の仕事全体を把握
⑥患者接遇接遇マナー現場で求められる基本知識

診療報酬は2年に1回の改定があるため、必ず最新版の点数表や関連書籍を選びましょう。
直近の改定は【2024年4月】に実施されています。

①過去問・予想問題集

医療事務認定実務者の専用テキストはありませんが、代用できるおすすめのものを2冊ご紹介します。

おすすめ過去問テキスト①

1冊目は、医療事務認定実務者試験を主催している「全国医療福祉教育協会」の問題集です。

「医療事務認定実務者」専用の過去問ではありませんが、同じ協会が主催する他資格(医療事務2級・医療秘書・医師事務作業補助など)の最新過去問が収録されています。

試験の傾向や出題形式を知るのに役立ち、医療事務認定実務者認試験にも共通する知識が含まれているため、独学対策として非常におすすめです。

おすすめ過去問テキスト②「診療報酬請求事務能力認定試験」の過去問テキスト

2冊目は「将来的に、診療報酬請求事務能力認定試験の合格も視野に入れている」という方におすすめの本です。

診療報酬請求事務能力認定試験は、医療事務の中でも特に「レセプト業務」の専門性が問われ、正確性と実務力が重視される試験です。

こちらの資格は保有していると就職・転職でのアピール材料にもなり、キャリアアップにも有利です。

内容的にも、診療報酬の基本をしっかり学べるので、医療事務認定実務者の学習にも応用できます。

【補足】主催団体「全国福祉教育協会」が推奨する1冊もチェック!

 医療事務認定実務者の過去問や予想問題集ではありませんが、医療事務の基本を学びたい方・試験の全体像を把握したい方におすすめのテキストがあります。

この本には、以下の内容が含まれています/

  • 医療事務認定実務者®試験の概要
  • 医療事務認定実務者®試験の出題例

医療事務認定実務者の専用テキストありませんが、出題例が載っていることは試験対策として心強いです!

 ②診療報酬点数表

医療事務の資格試験において、診療報酬点数表は必須アイテムです。

どの出版社のものでも大きな違いはありませんが、試験対策用としては「見やすさ」や「使いやすさ」で選ぶのもおすすめです。

必ず最新版を購入しましょう!
診療報酬は2年に1度見直されるため、古い情報では対応できないことがあります。

③レセプト作成を学ぶ本

こちらは、レセプト作成に必要な基礎が身につく一冊です。

医療事務認定実務者試験では、診療報酬明細書(レセプト)作成に関する実技試験があります。

実技試験はマークシート形式ではありますが、レセプトの基礎知識がなければ対応は難しいため、事前に理解しっかり理解しておきましょう。

④医療関連法を学ぶ本

医療事務認定実務者試験では、「医療法」や「関連法規」も出題範囲に含まれます。

そのため、法改正に対応した最新情報をおさえておくことが大切です。

こちらの本では、2025年時点の医療関連法が網羅されており、試験対策にも現場理解にも役立つ一冊です。

⑤保険請求の実務の流れを学ぶ本

医療事務認定実務者試験では、医療事務の日常業務や請求業務の流れも問われます。

この1冊では、窓口対応から保険請求・統計業務まで、医療事務の日常業務や請求業務の全体像が学べます。

医療事務の全体像を把握しておくことは、試験対策だけでなく実務理解にもつながります。


※主催団体で紹介されている『初めて学ぶ医療事務』も、未経験の方にはおすすめの導入本です。
ただし、内容が基礎的なため「医療事務の実務の流れ」まで詳しく学ぶには、こちらの『最新・医療事務入門』を参考にするのがおすすめです。

⑥患者接遇を学ぶ本

医療事務認定実務者試験では、患者接遇やマナーも出題範囲に含まれます。

正直、選択式の問題なので感覚的に解いても6割以上の正答率で合格は可能かもしれません。

ですが、この1冊で、現場で本当に役立つ接遇マナーを丁寧に学ぶことができます。

「試験対策」としてだけでなく、「これから働く自分のため」にも、今のうちに身につけておくのがおすすめです。

医療事務認定実務者の独学のやり方

ここからは、医療事務認定実務者を独学で目指す場合の勉強時間や勉強法を紹介します。

独学合格に必要な勉強時間

独学で目指す方が少ないため、正確な学習時間をお伝えするのは難しいです。

ただし、医療事務認定実務者の対応通信講座の勉強目安は3〜4ヶ月です。

ユーキャンの医療事務講座は必要な勉強時間を200時間程度としています。

一日2時間として100日必要。
つまり、3〜4ヶ月!

対応講座で200時間程度なので、独学だとそれ以上は勉強時間がかかると予想できます。

独学での勉強の流れ│初学者が迷わず進める3ステップ

STEP
主催団体「全国福祉教育協会」のサイトで出題範囲を確認する
  • 問題例も掲載させれているのでイメージを掴むと◎
  • 専用テキストと過去問がないので傾向と対策を掴むために主催団体のサイトを見て確認しましょう。
STEP
おすすめの市販本で紹介した「問題集」と「診療点数早見表」を用意する
  • 「問題集」と「診療点数早見表」は必須
  • 診療点数早見表を使って、ひたすら問題集を解きましょう。
STEP
必要に応じて本を追加する
  • 実際に勉強して、足りないと思った参考書を追加しましょう。

違う医療事務資格の過去問は直接の対策にはなりませんが、医療事務認定実務者よりも難易度の高い問題を解けるようになれば合格は見えてきます!

医療事務認定実務者よりも難易度の高い資格3つ/

  • 診療報酬請求事務能力認定試験
  • 医療事務管理士技能認定試験
  • 医療情報実務能力検定試験(医療事務実務士)

  医療事務認定実務者は独学?通信講座?

ここまで独学での勉強法を紹介しました。

ただ、市販で医療事務認定実務者の専用テキストがありません。

効率よく資格を取りたいなら通信講座の活用がおすすめです。

【比較】独学と通信講座ならどっち?

独学と通信講座のメリット・デメリットを下記にまとめました。

通信講座独学
費用3〜5万円約2万円
学習期間3〜4ヶ月人それぞれ
メリット・試験範囲に対応した教材で学べる
・学習計画が示され、迷わずに進められる
・質問サポートが利用できる
・映像教材で学べる
・費用が書籍代のみで済む
・完全に自分のペースで学習できる
デメリット・独学よりも費用がかかる・教材選びに時間がかかる
・疑問点を自分で調べる必要がある
・モチベーション維持が難しい場合も

独学と通信講座にかかる費用の内訳を詳しく見てみましょう。

独学

【費用の内訳】取得に必要な市販本6冊
・過去問・予想問題集 2,500 円前後
・診療報酬点数表 5,060円
・レセプト作成を学ぶ本 4,290円
・医療関連法を学ぶ本 3,520円
・保険請求の実務の流れを学ぶ本 2,750円
・患者接遇を学ぶ本 1,100円
合計金額:約19,220円

※独学で使用する市販本の価格も、購入先や時期によって異なることがあります。

通信講座(ヒューマンアカデミー医療事務講座)

【費用の内訳】
・テキスト9冊
・添削回数3回
・講義動画あり
・模擬試験あり
・質問回数無制限
・キャリアサポートあり
合計金額:47,300円〜

※通信講座の価格はキャンペーンなどにより変動する場合があります。

費用だけ見ると独学が抑えられる…トータルで見ると?

費用面だけで比べると、独学のほうがコストを抑えやすいのは事実です。

ただし、「一人で最後までやりきれるか不安」「動画で解説してほしい」「質問しながら学びたい」という方にとっては、通信講座のほうが安心して学べるケースもあります。

実際、講義動画や添削・就職サポートなどのサポート体制が整っている分、通信講座の方がコスパが高いとも言えます。

学び方にはいくつかの選択肢がありますが、通信講座を検討している方向けに、おすすめ講座の特徴もまとめました。

通信講座で選ぶならおすすめは?

医療事務認定実務者に対応している通信講座は、以下の2つです。

  • ユーキャン 医療事務講座
  • ヒューマンアカデミー 医療事務講座

どちらも内容はしっかりしており、合格に必要な知識を効率よく学べます。

それぞれの特徴と向いている人のタイプをまとめました。

\ユーキャン 医療事務講座がおすすめな人/

・分かりやすさを追求したフルカラーテキストで学びたい方
・ゆっくり長めの計画で勉強したい方

\ヒューマンアカデミー 医療事務講座がおすすめな人/

・就職サポートまでほしい方
・短期間で集中して資格を取りたい方

両講座の詳しい比較の詳細は以下をチェック!

スクロールできます
資格講座ユーキャン (U-CAN) 医療事務講座ヒューマンアカデミー 医療事務講座 (eラーニングコース)
受講料(税込)49,000円(税込)47,300円(税込)
学習期間(目安)4ヶ月3ヶ月
サポート期間8ヶ月6ヶ月
添削回数3回3回
質問回数1日3問無制限
求人紹介なしあり
教育訓練給付制度対象対象
公式サイトを見る公式サイトを見る

まとめ:医療事務認定実務者は独学でも合格できる!

医療事務認定実務者は、市販のテキストや過去問がないながらも、独学で合格を目指せる資格です。

独学で進める場合は、まず他の医療事務資格に対応した

  • 過去問題集や予想問題集
  • 診療点数早見表

を活用しながら、勉強をスタートしましょう。

進めながら自分に足りない教材や情報を揃えていくスタイルがおすすめです。

\独学がおすすめな人/

・スケジュールや勉強管理が得意
・自分で調べて解決するのが苦にならない

一方で、「効率よく学びたい」「何を使って勉強すればいいか迷う」

という方は、教材や質問サポートが充実した通信講座の活用も◎

気になる通信講座があれば、まずは資料請求から始めてみるのもおすすめです。

医療事務認定実務者試験は、医療事務の基礎をしっかり身につけるのにぴったりの資格です。

ぜひ資格を活かして、医療事務としての第一歩を踏み出してみましょう!

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この記事を書いた人

30代、4歳男の子ママです。
未経験から医療事務に挑戦する道のりをブログで発信しています。
医療事務の知識ゼロからの学びが、同じように医療事務に挑戦する方のお役に立てば嬉しいです!

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