子育て後に「何もない」私になりたくない!【未経験から医療事務を目指した理由】

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「子育てがひと段落したとき、私には何が残るんだろう…?」

息子が幼稚園に入園し、少しだけ自分の時間を取り戻した頃、ふと今後の人生について考え始めました。そのとき、胸の中にザワザワと出てきたのが、漠然とした不安でした。

これまでは、家族のこと・子どものことを最優先で考えてきました。でも、ふと立ち止まったときに思ったんです。
「私の人生って、このままでいいのかな?」

夫の転勤についていき、レジ打ちのパートを転々としながら、「なんとなく雇ってもらえる仕事」を続ける未来が見えたとき、胸の奥がザワッとしました。

そこから、「今の生活を大切にしながら、自分の未来もつくるには?」と考え、たどり着いたのが「医療事務」という仕事でした。

この記事では、そんな私が未経験から医療事務を目指すことに決めた理由と、その背景にある正直な気持ちを綴っています。

同じように「このままでいいのかな」と思っている方の背中を、少しでも押せたらうれしいです。

目次

このまま一生パート…?と思ったきっかけ

息子が生まれてからは、毎日が初めての連続。
育児に追われ、自分のことを考える余裕もないまま、あっという間に日々が過ぎていきました。そんな中でも、家族で過ごす日常に幸せを感じていたのは事実です。

息子が幼稚園に入園し、少しだけ自分の時間ができて、私は久しぶりの社会復帰としてレジ打ちのパートに出ました。最初は久しぶりの仕事が新鮮で、楽しさを感じていました。

でも、数ヶ月もすると、周りのママ友たちが「自分のスキル」を活かしてキャリアを積んでいる姿に、言いようのない焦りを感じ始めたんです。

特に印象的だったのが、あるママ友の存在。彼女は仕事が好きで、いつも楽しそうに働いています。もちろん、忙しそうだし、日々新しい知識を学ぶ大変さもある。それでも、「一人の女性として社会に貢献している」その姿が、私にはとってもまぶしく見えました。

子育てが終わったとき、空っぽな私になりたくない

一方、私はというと、レジ打ちのパート。もちろん、レジ打ちの仕事もやりがいがありますし、感謝して働かせてもらっています。でも、ふとこんな疑問が頭をよぎったんです。

この先も、夫の転勤のたびに『なんとなく雇ってもらえそうな仕事』を選び続けて、自分の人生は本当にこれでいいんだろうか?

もし、このままで自分の人生が終わる時が来たら…『誇らしい人生だった!』と思えるんだろうか?

多分、そんなことを考えなくても、日々生きられるだけでもありがたいとも思います。 
帰る家があって、家族がいて、ご飯が食べられるだけで十分幸せだ、と思ってました。

夫も「りょうこは家のことをやってくれればいいから」と、私が家事と育児に専念してくれることを望んでいる。

…でも、本当にそれが、私自身の心の底から望んでいるものなのか?

今の暮らしに感謝しているし、家族と穏やかに過ごせていることも幸せです。
でも、どこか満たされない思いがありました。

「本当にこれが自分の望んだ人生なのかな?」
「これでいい、って自分に言い聞かせていないかな?」

そんな時に出会ったのが、ボーク重子さんの著書『子育て後に何もない私にならないための30のルール』という本でした。そのタイトルに、まさに今の私だ、と思いました。

モヤモヤした気持ちを持っていたことと、この本を読んだことも後押しして「何かにチャレンジしてみたい!」という気持ちが、そこから少しずつ大きくなっていきました。

未経験でもキャリアをつくれる仕事

そこからは、自分に何ができるか、どんな仕事にチャレンジするかを考えました。
その時、下記を軸に仕事探しをしていました。

  • 資格もないし、ブランクもある私でもチャレンジできる仕事
  • 息子が小学生に上がるまではパートや時短でも勤務可能で、手が離れたら正社員も目指せる仕事
  • 夫の転勤があっても、全国どこでも働き口に困らない「手に職」となる仕事

これらの条件を満たす仕事で、一番惹かれたのが「医療事務」でした。

結婚前の会社員時代も接客業をしていて、人と接することが好きな私にとって、「医療事務」は自然と興味が湧きました。

挑戦の一歩を踏み出し中

「子育てが落ち着いた後、自分には何が残るんだろう…」そんな漠然とした不安が、私が医療事務に挑戦するきっかけでした。

正直なところ、私はとても慎重なタイプです。医療事務について徹底的に調べ、未経験でも本当に求人があるのか毎日確認する日々です。医療関係の知識はゼロですし、資格の種類があまりにも多いことにも驚きました。「こんな私でも本当にできるのだろうか」と、不安は色々とあります。

それでも、知らないことを学ぶのは楽しく、これから医療事務について勉強していくのが楽しみでもあります。まさに「亀の歩み」で、一歩ずつ前に進んでいるところです。

でも、不思議なことに、「自分の人生、これでいいのだろうか…」とずっとモヤモヤとした不安な気持ちが、「チャレンジしてみよう!」と決めて一歩踏み出したことで、スッと消えたんです。

「不安な気持ちは、自分で決めて行動することで消える」

この気づきは、私にとって非常に大きなものでした。これからも、もし不安な気持ちが湧いてきても、それは「行動すること」で変えていけると思っています。

このブログでは、未経験から医療事務を目指す私のリアルな挑戦を綴っていきます。
「私も何かを変えたい」「何かにチャレンジしてみたい」と感じている方がいたら、一緒に一歩ずつ前に進んでいけたら嬉しいです。

前向きな行動が、より良い未来を創り出すと信じています!

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